フェリス女学院大学附属図書館読書運動プロジェクト「フェリスの一冊の本」
朗読会「いまの自分に、できること。―寄り添って歩こう―」を開催しました

読書運動プロジェクトのメンバーのうち朗読を活動の中心としている「朗読チーム」が、卒業生からなる朗読グループ「すずの音(ね)」の皆さんとともに、2月12日(日)に神奈川近代文学館のホールで朗読会「いまの自分に、できること。―寄り添って歩こう―」を開催しました。文学館との共催で行うこの朗読会も今年で7回目。この時期の恒例イベントとなり、毎回楽しみに足を運んでくださる常連のお客さまもたくさんいらっしゃいます。
今回は「いまの自分に、できること。―寄り添って歩こう―」というテーマで、朗読チームが宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」と工藤直子「ねこはしる」の2作品を、すずの音が宮部みゆき「チヨ子」と重松清「記念日」の2作品を、マイクを使わず肉声だけでお届けしました。いずれの作品もちょっと切なく、目頭が熱くなるお話です。お客さまからも「心に染み入った」「泣けた」という感想を多くいただきました。
今回が初めての出演という新メンバーたちも、講師の鈴木千秋先生の熱心なご指導のもとで練習に励んだおかけで、緊張した様子を微塵も見せずに堂々と朗読を披露することができ、終演後には全員晴れ晴れとした表情をしていました。

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