コルデコットの絵本

コルデコットの木版色刷り絵本シリーズ

ランドルフ・コールデコット (Randolph Caldecott 1846-86) は、ウォルター・クレイン、ケイト・グリーナウェーと並ぶ、英国ヴィクトリア朝後期に活躍した挿絵画家、絵本作家。チェスター州に帽子商の子として生れる。20 代後半から本格的に絵の修業を始め、「パンチ」誌などに風刺画やスケッチを次々発表。40 年の短い生涯で、木版工房主のエドモンド・エバンズとの合作によるマザーグース絵本やここに紹介する絵本など、多くの作品を残した。
作品内容は当時流行った戯れうたや物語詩など多彩。王侯貴族から庶民までを巧みに描き、また人に擬えた動物は当時の人々の様子を彷彿とさせる。躍動感あふれる軽やかな筆致、ユーモア、庶民的な温かさなど、後のビアトリクス・ポター、エドワード・アーディゾーニ、モーリス・センダックらに大きな影響を与えた。