文学散歩では、その年の読プロ年間テーマに合った文学館や展覧会を訪れることが多く、今年も年間テーマ『さまざまな分野で活躍する現代女性作家』に合わせ、8月22日(火)に神奈川近代文学館で開催されている「角野栄子『魔女の宅急便』展―魔女とおばけと―」を6名のメンバーと引率の職員2名とで見学してきました。
『魔女の宅急便』は、メンバー全員が大好きな作品です。全巻読破しているメンバーもいて、みんな興味津々でした。主人公の魔女のキキがラジオをぶら下げながら黒猫と共にほうきで飛ぶ姿は、角野さんのお嬢さんが描いたイラストがヒントになっていることや、若いころにブラジルで生活していたことがあり、その経験をもとにして書かれた初期の作品もあるということを知り、読んでみたくなりました。文学館では、展示を見てクイズに答えながら進むスタイルだったので、答えを探していく楽しみもありました。
実は今回は、午前中に文学散歩で展覧会を見学し、午後には選書ツアーというハード・スケジュールを計画していました。そのため、文学館を後にした私たち一行は元町まで下りてきて、ランチをいただきました。店内は古き良きアメリカをイメージしたレストランで、オムライスやハンバーグ・ランチなどを堪能し、午後の選書ツアーへのエネルギーをばっちり補給しました。
↑これから『魔女の宅急便』の世界へ行ってきます!
↓山手キャンパスにも近い汐汲坂でランチ