フェリス女学院大学附属図書館読書運動プロジェクト「フェリスの一冊の本」
11月26日(木)緑園なえば保育園にて読み聞かせ実習を行いました

読み聞かせチームは、初夏と初冬に緑園なえば保育園で読み聞かせ実習を行っています。
今回も、保育室のある園の2階に上がっていくと、待ちかねていたらしい子どもたちが、
「お話のお姉さんだ〜!」と、飛びついて来ました。
学生は2〜3名づつ、3歳、4歳、5歳のクラスにわかれて、それぞれ1冊の絵本を読んでいきます。
3歳児のクラスでは、指導の菊池先生の巧みな手遊びで、子どもたちはすでに夢中です。
5歳児のクラスは、「それじゃあ始めるよ!」の声で
行儀よく座りました。
読み聞かせが始まると、子どもたちは、すぐに物語のとりこになります。
口をぽかんとあけて聞き入る姿は、微笑ましいものです。
今回は、学生たちに嬉しいサプライズがありました。
「はい、おしまい」と、最後の本が閉じられたあと、4歳児のクラスの子どもたちが、学生を取り囲んだのです。
「はい」
子どもたちが手に手に差し出しているのは色画用紙に折り紙を貼り付けて、リボンを通したペンダントでした。
裏には、「いつも本を読んでくれてありがとう」と書かれています。
身をかがめて首にかけてもらいながら、目をうるませている学生もいました。
皆、「感動した」「読み聞かせをやっててよかった」「大学時代、一番の思い出になった」などと、口々に話し合いながら、園を後にしました。


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