フェリス女学院大学附属図書館読書運動プロジェクト「フェリスの一冊の本」
2004年度15-1・はじめに
2004年4月22日発行読書運動通信15号記載記事2件中1件目

特集:先生方の一冊
4月になり新しい年度がスタートしました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
いろいろなことに挑戦して、充実した4年間を送ってください。
桜が散ろうとしていますね。「伊勢物語」に、

散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき

という歌があります。
訳は、「散るからこそますます桜はすばらしいのです。
悩み多いこの世に、何が久しくとどまっているでしょうか、
何もないではありませんか。
だから散るのも当然、ことにわずかの盛りの華やかさを愛すべきです」となります。

皆さんも散りゆく桜を愛でながら本を読んで、
新しい境地を開いてみてはいかがでしょうか。

 さて、今号は2003年秋に先生方に行った「先生方の一冊」アンケートの
回答第2回目です。音楽学部の堀先生と、日本文学科の末岡先生の
回答を掲載しております。どうぞお楽しみください。
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