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2004年11月5日発行読書運動通信19号掲載記事2件中2件目
特集:先生方の一冊
*この記事は1-7まであります。
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[質問]
1.好きな本や作家について、ご自由にお書きください
2.今、フェリスの学生に薦めたい本があればお書きください
3.先生の「青春の一冊」及び、その本にまつわるエピソードをお書きください
4.いまから読みたいと思っている本があればお書きください
*回答は先生からいただいたものをそのまま載せています
1.好きな本や作家について、ご自由にお書き下さい
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英文学科 榎本義子先生
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ブロンテ姉妹の作品。
特にシャーロット・ブロンテの『ヴィレット』、『ジェイン・エア』と
エミリ・ブロンテの『嵐が丘』。
こうした作品には19世紀のイギリスで書かれたとは思われない普遍性を感じます。
シャーロットの作品は女性と女性の生き方について、
エミリの作品は人間と人間の情念について考えさせてくれます。
三浦)私も『嵐が丘』は好きです。
シャーロット・ブロンテの作品はまだ読んでいないので読んでみたいです。
2.今、フェリスの学生に薦めたい本があればお書き下さい
『ジェイン・エア』と『嵐が丘』、それに『嵐が丘』をベースにして書かれた
水村美苗さんの『本格小説』。難しいことを考えずに読んでも、
物語の世界に引き込まれていくことでしょう。
3.先生の「青春の一冊」及び、その本にまつわるエピソードをお書き下さい
サン=テグジュペリの『星の王子さま』。
大学のフランス語の授業で読んで、なんて美しくも悲しい話なのだろうと思いました。
ジェラール・フィリップの語る戯曲化されたレコードを買って何度も聞きました。
三浦)『星の王子さま』はアニメでみて興味をもったので原作を読みました。
本当に悲しくも美しい話ですよね。
4.今から読みたいと思っている本があれば、お書き下さい
日本に来たこともあるイギリスの女性作家アンジェラ・カーターの作品を
もう一度全部読み返してみたいと思います。
三浦)アンジェラ・カーターの作品はまだ読んだことがないので
是非読んでみたいです。
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