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2004年11月5日発行読書運動通信19号掲載記事2件中2件目
特集:先生方の一冊
*この記事は1-7まであります。
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[質問]
1.好きな本や作家について、ご自由にお書きください
2.今、フェリスの学生に薦めたい本があればお書きください
3.先生の「青春の一冊」及び、その本にまつわるエピソードをお書きください
4.いまから読みたいと思っている本があればお書きください
*回答は先生からいただいたものをそのまま載せています
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匿名
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最後に匿名でお寄せいただいた回答を・・・
1.好きな本や作家について、ご自由にお書き下さい
・本というと、その大きさやかたち、装丁を含めたひとつの「もの」としての本を
好きになりますが、消費されてしまう「紙」の上に書かれる(たとえば新聞など)
短いコラムやエッセイのなかの力強い言葉も好きです。
三浦)新聞や読み捨てられるものの上に書かれている文章を
先生は言葉として捕らえていらっしゃるのですね。
なんだか素敵な考え方だなぁと思いました。
本のなかに書いてあるものを「文字」として捉えるのではなく「言葉」として
捉えてみたらまた新しい本や新聞の楽しみ方ができるようになるかも
しれないとも思いました。
・D.M.ドストエフスキー、いつになっても読み返したい。
三浦)ドストエフスキーの作品は確かに面白いですよね。
いろいろと考えさせられます。
藤沢周平:情景の描写が素晴らしい。 季節感あふれる描写。
あの宮部みゆきさんも好きな作家として挙げている。
立原正秋:厳しい目、考えに曖昧さがなく、切り捨てるような表現。
季節で表現するなら雪も降らば厳しい冬を感じる。
塩野七生:読み手もその時代の(その物語)登場人物の気分である。
三浦) 3人ともよく知られた作家ばかりですが、
全て読んだことのある人は案外少ないのでは…?この機会に挑戦してみませんか?
2.今、フェリスの学生に薦めたい本があればお書き下さい
・ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で』
・ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』
・市村弘正『名づけの精神史』
・須賀敦子『トリエステの坂道』
・徐京植『子どもの涙』
・フランソワ・ラブレー『ガルガンチュワ物語』(笑う人間こそ原点だ!)
三浦)『夜と霧』は私も高校時代に読んでぞっとしたことを覚えています。
ほかの作品はまだ読んだことがないので是非読んでみたいです。
3.先生の「青春の一冊」及び、その本にまつわるエピソードをお書き下さい
・『危機の二十年』、『セーヌ左岸』:エピソードは秘密
三浦)秘密と言われるととても知りたくなります!次回は是非お教えください。
・ドストエフスキーの『罪と罰』:文学をやろうと思うきっかけになった本。
三浦)『罪と罰』は私も高校時代に読み、いろいろと考えさせられました。
文学をやろうと思ったきっかけになった本ですか、羨ましいです。
私はただ単に本が好きだから文学部を選びました。
私も先生のようにそういうきっかけを与えてくれる本と出逢いたいです。
・「嵐が丘」:究極の夢の世界。狂気の世界。
三浦)『嵐が丘』は確かに狂気と愛の世界ですよね。
この本が先生の青春の一冊となるに至ってはどんなエピソードがあったのでしょうか?
そちらの方がとても気になります。
4.今から読みたいと思っている本があれば、お書き下さい
・ドストエフスキー
・泉鏡花
三浦)泉鏡花は私も好きな作家です。
すごく面白いので皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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