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2003年11月28日発行『読書運動通信12号』掲載記事3件中1件目
特集：先生方の一冊
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この秋、あなたは何か一冊でも本を読みましたか？
11月も終わりに近づいてきました。そろそろ秋も終わり冬を迎えます。
秋といえばスポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋などと
昔から色々言われていますが、皆さんはどのような「秋」を過ごされましたか？
はるか昔の万葉集の歌に
「君待つとわが恋ひをればわが屋戸のすだれ動かし秋の風吹く」
という額田王の歌があります。恋人が自分の元にやってくるときを
今か今かと静かな秋の夜にまっているのに秋風しかやってこないわ、
というどこか哀愁漂う有名な歌です。
さて、時はすぎ、私たちの生きる平成の世は妻問い婚でもなく、
恋人には会いにいこうと思えば会いに行くことができます。
では、どこか寂しい秋の夜、あなたは何をして過ごしましたか？
私たち読書運動プロジェクトは読書の秋ということで、秋の終わりに、
先生方にお好きな本、青春の一冊、オススメの本を聞きました。
今回のアンケートに答えてくださった本はもしかしたら先生方が昔、
秋の夜長に開き、読みふけっていた本かもしれません。
今回の号は総集編。次回から個々の先生方の回答となります。
新たな本の発見や本への興味、また先生方とのお話の話題の糸口になればと思います。
最後となりますが、ご協力くださいました先生方、本当にありがとうございます
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