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2007年4月30日発行 読書運動通信40号 掲載記事10件中2件目
特集：1.新年度テーマについて 2.スポーツと文学
紹介：私の好きな児童文学〜第1回
お知らせ：イベント、募集、他
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・フェリスの《一冊の本》2007 あさのあつこ著『バッテリー』
・テーマ「児童文学の現在〜大人と子ども・消えるボーダーライン」
大学生の読書運動でなぜ児童文学を取り上げるのか、そう思った方も
きっと多いことでしょう。が、魅力的な児童文学は大人の鑑賞に耐え得るものです。
『ハリーポッター』シリーズのことを考えてみてください。
一連の作品はまぎれもない児童文学ですが、本国のイギリスのみならず、
世界中の老若男女を虜にしました。また、最近日本では、児童文学の作者が
優れた一般向けの小説を発表することが多くなっています。
2006年度の直木賞は児童文学の書き手である森絵都でした。
同じく直木賞作家の三浦しをんはライトノベルや軽いエッセイと
一般向けの小説を行き来する作家です。その他、村山由佳、乙一、
小野不由美、桜庭一樹など、当館での貸出ランキング上位常連の作家は、
やはりヤングアダルト向けの小説も一般向けの小説も書いています。
今、児童文学と一般向けの小説の間に何が起きているのか、
メディアミックスが盛んに行われている児童書、ライトノベルの世界に、
さまざまな観点からも光を当てていきます。
・メンバー募集
読書運動プロジェクトでは常時メンバーを募集しています。
『バッテリー』を読んだことがない人でも大丈夫！
新しいジャンルへの第一歩を踏み出せること請け合いです。
毎週木曜日の昼休みに図書館四階の化粧室脇の部屋で
ミーティングを行なっていますので、興味がある方は
是非一度遊びに来てください。
・課題図書特価販売中！
今年の一冊の本である『バッテリー』� 銑Δ�1冊200円で販売します。
証紙を買って、緑園･山手両図書館カウンターにお持ちください。
（図書館事務室）
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