フェリス女学院大学附属図書館読書運動プロジェクト「フェリスの一冊の本」
2007-5活動報告書・学生メンバーの感想-7
2007-5活動報告書・学生メンバーの感想-7 *この記事は1〜8まであります
2007年度活動を振り返って〈日本文学科 3年 高松彩子〉
 本年度はリーダーという立場に立ったこともあり自分の中に
目標を立てていました。「改革とチャレンジ」。これが私の
2007年度の目標でした。

「先輩達が立派に守った読プロ。私の大好きな本を人にひろめる
事が出来る団体」私は大好きで、大切なこの団体のために出来る
ことをしたいと考えたのです。しかし、正直やり残したことだらけ
のような気がします。

・読プロ内部の改革・
 前年、リーダーだけに頼ってしまった感があったので、もっと
みんなで分担をしようと思ったのがきっかけでした。担当制にして、
1人1人が責任感を持って活動をしてもらおうと思いました。
しかし、兼部者の多い中では少しハードルが高い目標であったと
言わざるを得ません。結局、部活動の期間がシーズンで限定されて
いる人に仕事が集中してしまいました。私自身がもう少し気を配って
あげられればよかったのかもしれません。しかし、あれこれと指示
するだけでは、何も変わりません。メンバーそれぞれの特性を見極めた
うえで、タイミングを計り、どの程度指示を出すかをきちんと考える
ことが、リーダーとして重要な仕事だったと思います。今年は、
あまり上手くいきませんでしたが、色々な発見があったので、
来年度に引き継ぎたいと思います。

今後の「読プロ内改革」としては、同学年のメンバー同士で助け合う
ことが出来るよう、「大変だから手伝って」、ともっと気軽にいえる
環境を作っていかなければならないと思いました。

・チャレンジ精神・
「読プロ」の知名度は、いまだにあまり高いとは言えないと思い
ます。「読プロ?何それ?サークル?」などという声を聞いたのは
1度や2度ではありません。この状況を打開するためには読書会など
のイベントポスターだけでは足りないと思います。もっと、
「人の言葉」として伝えていくことが大切であると私は考えました。
実際、イベント前にキダーホールなどで宣伝をするなど読プロの
活動を知ってもらう努力をしました。しかし、そのイベント企画
自体が頓挫してしまい、開催できないものが出てしまいました。
上映会はその筆頭といえるでしょう。

そんな中で、私は、「次を考え、挑戦すること」の大切さを痛感
しました。新しい企画や、失敗した時、次に何をするべきかなどを
考えることはとても難しいことですが、考え続けていかなければ
いけないことです。この考えは、読プロをよりよくするために必要な
考えでもあるし、ふだんの生活でもいえることであると思います。
次を引っ張っていく読プロメンバーに是非持ってもらいたい考えです。
                         日本文学科 3年 高松彩子
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