フェリス女学院大学附属図書館読書運動プロジェクト「フェリスの一冊の本」
08-3・『解ければ天才! 算数100の難問奇問 』(講談社Blue backs 続編・続々編あり)
2003年8月31日発行『読書運動通信8号』掲載記事4件中3件目
 文系の大学では「お気に入り」の講義や演習が見つからないと、
大学生活は、とかく無味乾燥な、ツマラナイものになりがちです。
教員の話をただノートするだけでは「自主的に考える」力や、
「問題発見能力」が向上するはずもありません。
 この本は、公式や定理の力を一切借りず、解答への道筋を見出してゆく、
という意味で、思考力(あるいは論理性)トレーニングの為の好素材と
なるでしょう。(あまり大きな声では言えませんが)就職活動の時にも、
きっと役立ちますよ。
 全部で3冊ありますが、どれでも結構。パラパラとページを
繰って「これは面白そうだ」「やれそうだ」と感じたら、
その問題から始めてみてください。
(国際交流学部教授 筧雅博)
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